先入観って怖いですよね
唐突ですが
只々、終活に関して不勉強な自分の先入観だったのですが、
「認知症」 イコール 徘徊
「認知症」 イコール 子供の顔を見ても分からない
というものだと、信じこんでいました
それともう一つ
「認知症」になる => 即、銀行から口座を引き出せなくなる
と、信じこんでいました
1965年(昭和40年)生まれの筆者は
この二つの誤解を抱えたまま、結構な年齢になっていました
振り返ってみると
今までに、どれだけ知ったかぶって間違った話をしていた事やら・・・
「お恥ずかしい限り」です・・・
何故そこに気付いたかというと
そもそものきっかけは、たまに両親宅を訪れた時の事
訳あって、父親が契約している生命保険の保険料の振替口座を変更する事になりました
生命保険会社に連絡し、変更手続き書類が送られたそうです
しかしながら、何故か
その書類は筆者が実家を訪れるまで放置されており、
契約者本人である父親曰く
「息子(筆者の事)が来てからどこにどう書くかを教えて貰う」
との事でした
振替口座の変更だけなので、記入も難しくもないのですが・・・
筆者から「ここにはこれを書いて」「ここにはこれを書いて」と、
記入欄の一か所ずつを指示し、父親はそれに従い記入しました
その時、フと
「これって認知症??!!」
と思いました・・・
因みに、見守りが必要になったらこちらをご参考下さい
改めて色々と考えてみました
しかし、話を聞いて分かってきました
父親は今も地元のシルバー人材センターで勤務し、事務仕事もこなしているので判断能力はまだあるものの、視力が衰えてきて、イチイチ記入欄を見るのが億劫になってきたそうです
ひとまずは「まだ大丈夫かな」と安心はしましたが、不安は拭い去りません
「父親はすでに認知症ワールドに偉大な一歩踏み入れようとしているのでは??」
「億劫だと言って任せっきりだと脳みそが錆びついて行くのでは」
「こうやって甘やかすと、認知症を促進するのでは??」
「冷たく突き放すべきか? 暖かくサポートすべきなのか?」
思いは巡れど解は浮かばず
一人で悩むよりも自分の脚で
町田市の「認知症サポーター養成講座」を受講しました
町田市の高齢者支援センター主催の定期イベントにも参加させて頂き始めました
認知症に関わる方々との触れ合いの中で色々と学び、両親の終活に役立て、本ブログの読者の皆様ともこれから情報を共有したいと思います
これから宜しくお願い致します
終活の資格も考えようかしら・・・
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