自分の誤解に気付いて ショックでした・・・
2021年12月に町田市主催の「全国xまちだ Dサミット」というイベントが開催されました
このイベントの際に、実際に認知症と診断された方からのお話を伺いました
なんと
「認知症と診断された前後で自分自身は変わらなかったが、周りの態度がガラリと変わった」
という事でした
衝撃的な話でした
話しの中に登場する「周り」の人達も悪気があった訳では無いと思います
自分がその 「周り」の人達 の立場であっても、まず動揺し、どの様に接すれば良いのかわからず、結果的に腫れ物の触る様な態度になってしまうのではと思います
もっと悪い誤解もあります
もっと悪い先入観(すなわち誤解)としては、
「この人は夜に徘徊するのか?」
「今に自分の事が分からなくなるのか?」
といった事柄です
筆者自身も、認知症の親を経験した知り合いからは、この様な話を聞く事が多いです
それで、「認知症とはそういうもの」という先入観が染みついていました
今回のイベントで、実際の認知症の方の話を聞いていても
全くその様な事はありませんでした
認知症も末期になると、徘徊といった事になるそうです
末期でない方はそんなことは無く、普通に生活されているそうなのですが
「初期」「末期」の認識が無く
つい、先入観が先走ってしまいました
又、この人の銀行口座を引き出せないのか?といった誤解もあります
「認知症 イコール 銀行口座を引き出せない」なのでは????
実際のところ、筆者もそう思っていました
人に聞いてみると、ちょっと違うという事が分かりました
「認知症 => 銀行口座を引き出せない」
ではなく、正確には
「認知症が進行して判断能力がないと診断された => 銀行口座を引き出せない」
という事だそうです。
判断能力の有無は、お医者さんの診断によるそうです
今までの勝手な判断を反省します・・・
勝手な判断は良くないです
認知症というだけで、だれでも銀行口座凍結などと勝手に決めつけない様にしましょう
全ては知識不足、勉強不足から、悪気が無くても不用意に人を傷つける事になってしまうかもしれません
認知症でない方、認知症のご家族・関係者でない方は、まずは「自分は認知症に関する知識は無いのである」という事を肝に銘じ、先入観を先立たせないように気を付けましょう
筆者自身も先入観側に該当しますので、深く反省し、気を付けます
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