両親の故郷と方言

エンディングノート

両親の出身地は岡山と広島です

筆者の父親は岡山県出身、母親は広島県出身です

岡山、広島、それぞれに方言があります

又、それぞれの県内でも地域によって方言が異なるそうですが、残念ながら筆者は区別がつきません

2人は結婚と同時に東京に出て参りました

その後、1965年(昭和40年)に筆者が東京で生まれました

筆者の幼少期は親に連れられてよく岡山、広島で過ごしていたそうです

小学校にあがっても夏休みが始まると同時に帰省し、夏休みの終わりギリギリまで東京に戻らなかったという記憶があります

岡山、広島共に、山と畑で囲まれた大自然の中でした

一緒に帰省した妹、現地に住んでいる年の近い従妹と共に朝から晩まで自然の中を遊びまわっていました

驚くなかれ、当時は本当に祖母が川で洗濯をしていました

台所は「キッチン」などと呼べるものでなく、まさしく「土間」がありました

風呂も熱いかまの中で板に乗って入る「五右衛門ぶろ」です
(子供心に入るのが怖かったです)

月日は流れ・・・

月日は経って1991年(平成3年)
筆者は結婚いたしました

親から
「先祖の墓に報告してきなさい」
と言われ、家内と一緒に久しぶりに田舎に帰りました

家内は横浜生まれの横浜育ち

なんと、方言がまるで外国語のごとく分かりませんでした

親戚も、家内に向かって話すときは意識して標準語になるので通じるのですが

自分たち同士で話し始めると、家内としてはチンプンカンプンだったそうです

筆者は特に方言を話したりはしないものの、子供の頃から耳が慣れていたと思います
特に問題無く聞き取れていましたが
初めての人にとって、方言というのはそういうものなのですね

因みに、筆者の記憶の限りでは、筆者の母親は方言を一切話しません

父親もそうでしたが、たまに岡山の方言が漏れる事があり
その様な場合には母親から厳しく指摘されていました

結婚して東京に出た時に、方言が原因で何かヤな思いでもしたのでしょうか

機会があればさりげなく聞いてみます

そんな両親のデジタルエンディングノートを作成しています。自分のではなく、後期高齢者である両親のです。
実家にはパソコンが無いので、今は筆者が両親にインタビューしながらパソコン入力しています。

インタビューしながら何気にその点を探ってみようか、と

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