今回からは、超高齢社会を迎えるに当たっての神器の1つであるエンディングノートについてお話しします
ところで皆さん、デジタルの「エンディングノート」をご存知ですか?
ネット上の電子媒体のエンディングノートなのです
え?!
紙でなく電子媒体?!
紙媒体エンディングノートの敵があらわる?!
なんて誤解をしないでくださいね。
決して紙媒体のエンディングノートの敵ではありません
紙媒体、電子媒体、と記入する媒体は違えど、「ご自身に万が一の事があった場合に残されたご家族が困らぬ様に」という趣旨はどちらも同じです
どちらが、なんてこだわりは無く、どちらでも構いませんので、1人でも多くの方々にエンディングノートをご活用いただきたいですね
紙媒体、電子媒体それぞれに対して思う事を読んで頂く事で、このブログの読者の方がエンディングノートに興味をもって頂き、これからの選択の参考になれば嬉しいです
まずは紙媒体から
何はともあれ、2千年以上に渡る紙文化で培われた遺伝子によものなのかどうかは別として、情報が紙で目の前にあると落ち着きますよね
筆者もいまだに電子メールを受け取った時、じっくりと内容の理解を深めたい場合にはあえて印刷して、更には赤ペンやマーカーで線を引いたりします
自分がどこのページのどこら辺に何を書いたか、なんて事も、結構、覚えているものですよね
それに、付箋を貼ったり、折り目を付けたり、写真や思い出の手紙なんかを挟んだり、自分ながらのカスタマイズも出来ますね
それに、電気代もかかりません
勿論、「あ!!セーブする前にシャットダウンしちゃった!!」なんて事もありません
何となく安心感がありますね
紙に書くのが苦手な人も
とは言うものの、実は筆者もそうでなのすが、ペンで文章を書くという事から幾久しくご無沙汰しています
残念なことに、手が漢字を覚えてくれていません
「昔はもっと上手だったのでは?」と思うくらいに字が下手になっています
容易に打ち直しができる環境のせいで、まずは思った事をババッと入力し、その次に文法や「て・に・お・は」などを見直しながら整えていきます
このブログもそうやって打ち直しながら作成しています
どうしても手書きでなければならない場合は、まずはタイプ入力で漢字変換を行って貰い、何度も何度も入力し直した上で仕上げてから、丁寧に手書きの清書を行います
「丁寧に」とは、文章の内容に意識を奪われずに「きれいに書く事」に集中するという事です
手で書くという作業にこれだけの手間がかかるので、疲弊してしまいます
紙に書く事に身構える
これは筆者の母親の話なのですが、紙媒体のエンディングノートを買って渡し、数か月後に聞いたら、まだ一文字も書いていませんでした
「鉛筆、シャープペンで書くのもなんだから、ボールペン、万年筆かしら」
「けどそれだと間違えた時に修正出来ない」
「修正液でいちいち処理するのも面倒」
「自分の死後に人様に見られるのだから、きれいな文字でないと」
などと思いが巡り巡って、今も巡りっっぱなしです
パソコンが望ましいのだけど
この様な悩みは、電子媒体に入力する事で解決されます
しかし、筆者の母親はパソコンに触れた事もないので、自分ではタイプ入力ができません
これはこれで悩みものですね
データ管理はどうする?
今回は紙媒体と電子媒体それぞれに関して書きましたが、次回は同じ電子媒体でも、ネット上のデータ管理というポイントで、パソコンやスマホ等にローカルにデータを保存するケースと比較しながら、電子媒体なるものをもう少し掘り下げようかと思います
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