以前のブログで、エンディングノートへの記入項目を大きく分類すると大きく2つに分けられる話を書きました
自分に関わる事実
自分の気持ち
です。
前者の「自分に関わる事実」、すなわち銀行口座、生命保険、親族・友人の住所録などといった項目は、調べて埋めていくだけの事ですよね
(ついでも掃除も)
え?! その「調べる」っていうのが大変だ?
(ついつい掃除に力が入ったり)
そういう方もいらっしゃいますよね
失礼致しました
今の内から整理整頓、頑張って下さい
自分の気持ち
問題はもう1つの「自分の気持ち」です
「遺されたご遺族に宛てて感謝の気持ちを」
なんてありますけど、筆者はちょっと照れくさくて筆が進みません
ましてや、クラウドにあげるだなんて・・・
「感謝の気持ち」
まるでオペラ歌手の如く
クラウドだろうが、対面だろうが、感謝の言葉がスラスラ湧いて出てくる人っていうのは、きっと若い頃はもてていたのでしょうね
これは文化的な要因もありますね
筆者が仕事でアメリカに出張していた時、現地の人と一緒にランチを食べるのですが、その内の一人が、食後に必ず奥様に1~2分電話して、今日は何を食べたか、午前中はどんな事があったか、をお話して、電話を切る前に必ず「愛してるよ」と言ってました
そんな習慣なんてないのに、いきなり書けと言われても・・・
さて、ご自身は如何ですか?
「そんな事、今更、照れくさいわ」
「自分は違う」
「普段、口にした事もない」
それでも考えてみましょう!!
感謝の言葉を!!
今に内に
クラウドだから目立ちませんし
・・・・・・(思考中)・・・・
「いやー、やっぱり無理無理」
「考えてみたけど、照れくささが先に立ってしまって」
何て方が多いのでは
老若男女問わずですよね
ひょっとすると、女性の方が抵抗が大きいのでは?
それに、普段、口にしない様な言い回しは、どうも作り物っぽい感じが拭えませんよね
無理して自分の言葉で表さない
そんな時は、無理して気持ちをストレートに文章化しなくても良いのではないでしょうか
その代わりに、お気に入りの歌の歌詞でもペーストしてはいかがでしょう?
歌謡曲でも、演歌でも、海外の歌でも、ご自身が好きだったものから抜粋すれば、「ああ、あの人らしいな」と、しっかりと想いも伝わるのではないでしょうか
例え、ストレートに想いと一致していなくても、よく口ずさんだ歌詞の一部であれば、ご親族、仲の良い知り合いには感覚で分かって貰えるのではないでしょうか
著作権法の第30条によると、家庭内で仕事以外の目的に使用する場合はコピーしても良いそうです
好きな映画やドラマの1シーンのセリフなんてのも良いかもしれませんよね
逆に素敵かもしれませんよ
(まじめに選びましょう)
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